2013年8月20日火曜日

1円を笑うか

コンビニのレジでお釣りを受け取るときに、一円玉が転がりゴミ箱の中に転げ落ちた。

一旦ゴミ箱の中に手を入れたが、奥の方まで入ってしまったようで簡単には取れない。

① ゴミ箱を漁って1円玉をとる
② 店員に文句を言ってとってもらう
③ 店員に文句を言わずにとってもらう
④ 諦める

この4つの選択肢があるでしょうか。
理想は③だが、これはなかなか難しい。
私が一度ゴミ箱に手を入れた時に、店員に動く気配がなかったので、この店員は自発的に取ろうというつもりはないらしかった。

①は人前でゴミ箱に手を突っ込み1円を探すというのが屈辱的だし、1円という対価では割に合わない。

②も店員に悪態をつくようなスマートでないことはなるべくしたくないし、1円のために口論をふっかける気力もない。

ということで④を選択。

なんだか無気力すぎる気もする。
うつ病とかになりそうなんじゃないだろうか。

うーん特に最近気力がないからなあ。
単なる暑さのせいだといいんだけれどなあ。

で、④を選んだわけだけれども、この選択は1円のマイナスだけかというと、そうではなかった。

やはり、1円とはいえ、お金をゴミ箱に捨てるということは倫理的に良いこととはいえないわけで、あまりいい気持ちがしない。
それに、アルミでできた1円玉を燃えるゴミに出すんだから、焼却炉にも負担になるだろうし、埋めるのも土壌に悪影響だろうなあ。
しかも、たかが1円とはいえ、なんだか店員に負けたような気さえする。

じゃあこの場合のベストな選択はどれだったんだろうか。

③ができたら理想なんだろうけれども、それは店員の資質に多分に影響されるからなあ。

落としたのが500円玉だったら、④は絶対ないし、どうしてるだろうか。

店員に文句言うかなあ。
でも黙って自分でゴミ箱に手を突っ込んで探しまわってる気もするなあ。