登録だけしてあったのを使い始めた。
で、感じるのは、実名ゆえに書けないことの多さ。
これは、通常実名では書かないことを、私は書きたいと思うがゆえに窮屈さを感じているのかもしれないし、或いは、多くの人なら書けるようなことでも、私がとりわけ知人に対して非開放的なので、「書けない」と感じているのかもしれない。
恐らくどっちもだと思うけど、後者が強い気がする。
もし先ほどの投稿をフェイスブックに書き込むとしよう。
まず親から女性を紹介されそうになったというところ。これは書ける。
だが、その女性が私の従兄弟の友人であるということ、これは書けないね。
相手に迷惑がかかる可能性もあるし、そのことに考えが至らない軽率な男だとして、私自身の評価も下がりかねない。
親に勧められたから嫌だという理由。これはまあ書けるけど、ちょっと躊躇する。
親と仲が悪いのではないかと思われたくないからだ。
最後に、相手の女性が美人で、職業的にも安定していると聞いて、ちょっとだけ興味をもった、でも写真を見て、やっぱり断ったというところ。
こんなのは絶対に書けない。
あいつは、女性を外見や金で評価する下劣な人間なのだと自ら宣伝するようなものだ。
しかも、何様のつもりか、顔を見て断っている。お前はそんなこと言えるほどのものか、という話だ。
ということで、もしフェイスブックに実名で書き込むならば、
以下のようになるだろう。
親から女性に会わないかと勧められた。
親に言われたという時点で会いたくないよ!
でも、僕もそんなこと言われる歳になってしまったか。
なんという当たり障りの無い文章。
でも多くの人は、こういう当たり障りの無い文章を実名で投稿しているのか。
それとも、さっきの投稿くらいなら、実名で書けるのだろうか?
2013年1月22日火曜日
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