2008年12月3日水曜日

大麻の種子販売の男、栽培の幇助で逮捕

あれ?今ブログ更新しようとしたら、英語であんたのブラウザでは出来ないよ、Javaスクリプトを有効にしてちょうだいな、というようなことを言われた。
よくわからんのでFirefoxをいったん終了してから再起動して同じことをしたら問題なし。
なんなんだろうね。

さて、こっから本題。
大麻の種子を販売してた男が栽培の幇助として逮捕されてたらしい。
鑑賞目的と表示はしていたが、購入者が栽培で捕まり、値段が異常に高いかったから、「栽培を幇助する目的で売っていた」と判断されたそうだけど、無理ないかなー。

これは罪刑法定主義に著しく反するんじゃないか?
極端な話、購入者が人を刺したから、包丁を売った人も幇助で逮捕ってのと変わらんような気がするけどなあ。
とそんなことを、最初テレビでこの話聞いたときに思ったんだけど、そうでもないか。
包丁のケースだと、売り手は相手が人を刺すつもりだと認識していないのが普通だわな。
逆に言うと、売った相手が人を刺す目的だって認識してりゃあ、この場合も幇助として罰するべきなのは当然だわな。

今回問題になるのは罪刑法定主義ではなくて、正犯(買い手)の違法目的を知っていたか、つまり単純に故意があったかどうか、ってだけの問題か。

わざわざ記事にする必要なかったかなあ。

あー、それでも販売価格が高いってだけで栽培を幇助する故意があったってのはどうなんだろね。
そもそも種子の値段の相場がわからんのね。
調べたところ、加熱した種子は七味に入っていて、七味の値段を種子の数で割ると、1粒あたり2円ちょいらしいのよ、
んでこの男は、生のやつを10粒11500円で売っていた。
こう見ると確かに異常に高額だけど、生の種子と加熱した種子を一緒くたにして考えていいもんなのかどうか。
たぶん生の種子はみんな実際のところは栽培目的だろうから、生の種子の相場はこの男の価格とそこまで違わないと思うのね。
そうすると、生の種子を生の種子の相場価格で売ると、栽培の幇助の目的があるってことになってしまうんじゃないかね。
とすると、法には禁止されていないのに、実質的に生の種子の販売を禁止することになり、やっぱりこれは罪刑法定主義の問題ってことになるのかね。

プロの法律家が見たら鼻で笑われそうだな。

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