2009年11月27日金曜日

ふたりはプリキュアシリーズ3作見終わった

うーん感想ね。
もうけっこう忘れてるけども。

まず1作目。
前にも書いたけど、あんまり勧善懲悪という感じがしなかった気がする。
悪い意味で。
なんつーの、敵側は好きで悪事をしてるっつーよりも生きるためにしてるっつー感じで、草食動物を助けるために肉食動物をやっつけて正義気取りって感じ。
特にキリヤ君(だったっけ?)を説得するところなんて、肉食動物にかわいそうだから肉食うなと言ってるようなもんやんと感じたと記憶している。

2作目。
敵の大ボスが前作のボスの生まれ変わり的な小さな子供なんで、この子(以下マジュニアと呼ぶ)は死なないというのはわかったけど、他のやつらはどうなんのかなあと思ってみてたら、他は全員死んだ。
で、唯一生き残ったマジュニアがルミナスと兄弟として暮らすことになったって終わり方なのよ。
ルミナスとマジュニアの会話で、覚醒して自分が自分でなくなるのは嫌だ的なことを2人とも言ってたし、ルミナスは戦後もかつての記憶を残したままだったから、マジュニアも昔の記憶を失っていないだろう。
でも、マジュニアはルミナスに、部下たちはとても自分に優しくしてくれるいい人たちだ、とかそんなこといってんのよ。
そうすっとマジュニアにしてみれば、自分の育ての親の仇を認識した上で一緒に暮らしていかなきぃかんわけよ。
それはさすがに無理ないかと思うのよ。
それならラスボスになるアゴ七三以外の3人の部下も助けるべきだったんじゃないのかねと。

ただ、1作目2作目に共通して言えるけど、物語の本筋ではあれ?と思うところが多かったけど、個々のエピソードはなかなかに面白かった。
脇役にスポットを当てた話や、渚の恋愛話あたりは外れ少なかったね。

で、3作目スプラッシュスター。
惜しむらくはネットでネタばれを結構見てしまったこと。
幸いラスボスの存在は見てなかったけど、ミチル・カオルがプリキュアっぽいものになることとか、5人の幹部が復活することとかを先に知ってしまった。
だが何よりもこの作品を楽しめないようにしてしまったのが、ネット上に数多ある成田脚本批判だった。
彼女の脚本は戦闘中プリキュアが敵に説教してくどいだの、感動を押し付けようとしているだだの、キャラを無視して自分の言いたいことを垂れ流させてるだの、ミチル・カオルプッシュしすぎだの、そういう風に言われてるの見ると、どうしてもそういう風に見てしまうのね。
で、
「あ、今回はオナニーみたいなグルグル説教してるぞ。脚本誰だ?やっぱり成田かよ。うぜー。」
と言う風に本来の楽しみ方ができなくなってしまったように思う。
もちろんそういう事前知識がなくても、うざいもんはうざいと思うことがあったと思うけど、やっぱり知らないほうがよかったかな。
個々のエピソードに関しては、やっぱり前2作と違った色を出したかったんだろうけれど、うーんという感じ。
部活・恋愛・脇役の話はもっと欲しかった。
ただし、駄洒落男の話は控えて欲しかった。
彼がしょーもない駄洒落を言い、ミヤサコ君がワンパターンな突込みをするというのは(一気に見たせいかもしれないが)けっこうむかつくものだった。
特に漫才。
あんまりちゃんとしたネタ書くのも彼のキャラからしてあかんのだろうけど、
駄洒落→突っ込み、まったく関係ない駄洒落→突っ込みの繰り返し
というのはさすがに駄目だろう。
図書館の話は好きだったから、ミヤサコ君には、駄洒落男ではなくめがね委員長との関係を膨らませて欲しかった。
あとは、キントレスキーがいいキャラだったのでもっと出番増やしてよかったんじゃないのと思ったね。
名前に関しては、恥ずかしながら咲、舞、薫、満が花、鳥、風、月のプリキュアになることから連想した名前だって気づかなかった。
あとアクダイカーンがやけに小物臭い名前だと思ったらやっぱり小物だったんで、なるほどなあと思ったりした。
それと部活。
毎度毎度主人公が最後に点取って勝利の前作と違い、今回負けて終わったのはちょっと面白かったけど、もう1年やって来年雪辱を晴らすつもりだったんだろうなーと思うと、ちょっとせつなくなるよね。

まあこんなもんか。

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