2010年4月1日木曜日

あらびき団 ピエロのキーちゃん

twitterでの呟きでは文字数が足りん!!というほどに印象的でした。
あらびき団、大好きな番組で毎週録画しております。
エンタのようにもともとつまらない芸人を過剰な笑いで取り繕ったりはせず、つまらない芸人はライト東野とレフト藤井が呆れたり馬鹿にしたりツッコミを入れたりすることで、視聴者は共感を感じ楽しく見ることができる、そんな番組だと僕は認識しています。
2ちゃんねるやtwitterなどで行われているテレビ番組の実況に似ているかもしれませんね。
で、そういう番組ですので、時には演者を嘲笑する形で笑いをとることもあります。
程度の軽いものならネタ後のコメントで行われますし、ネタ中にだって悪意のあるカメラワークや編集がなされることはしょっちゅうです。例えばベンジャミン布川やホロッコ。
でもそんな悪意のある編集あってのあらびき団。
僕はそういうのも大好きです。
ですが時には少々やりすぎじゃないかというときもあります。
例えばしずもさんや広海・深海。
面白いですが、面白いけれども少々演者が気の毒にも感じてしまいました。

で、今回のはピエロのキーちゃんはそれを更に更に強くしたようなものでした。

しずもさんや広海・深海は一応芸人の端くれ。
笑いを取れないなら笑われてなんぼというところがあると思います。
だからあんまりな扱いでも笑ってみることができました。
しかしピエロのキーちゃんのアシスタントの2人はどうでしょうか。
彼らは素人の子供。特に少女の方はまだ13歳ですよ。
彼女をあんなふうに笑い物にして、流石にやりすぎだったのではないかと思いました。

特にビデオの最後からコメントのシーンに問題が合ったように思います。

まず最後のシーンのボロボロのスニーカーのアップ、そして直後の「衝撃のラストカット」という煽り。
あそこには少し違和感を感じました。
映した直後に自画自賛の煽りまでつけて繰り返すことで、この娘の哀れで笑えるところ撮ったったでー、どや?すごいやろ、という感じが強く伝わりすぎました。
せめてビデオのラスト以外で靴のアップを写し、後で東野に怒られるくらいだと、こんな不愉快な気分にはならなかったと思います。

長男に関しては趣味が父の大道芸の手伝いだというメッセージが聞けていくらか救われた気がしましたが、長女に関してはそういったものはなく、その代わりに好きな食べ物が醤油かけご飯だと言うメッセージ。
まだそこまではいいですよ。不謹慎ながら面白いですしね。
でもその後の爆笑の音声はダメでしょう。
いや、全く笑わなかったら視聴者が笑いにくくなるのである程度はありかもしれません。
しかしそれでもかなり控えめな笑いにはしてあげれなかったでしょうか。
あれでは露骨に嘲り笑っている感じで、見ている方としても
司会の二人くらいの反応が適切だったんじゃなかろうかと思います。

とまあ散々に書きましたが、今週の、いやここ最近のあらびき団で1番笑ったのは間違いなくピエロのキーちゃんです。
だからこそ困るんですよね。
こんなに不愉快かつ面白い映像を出されると。
いじめっこだった小学生の頃を思い出しちゃうからなんでしょうか?

最後にライト東野が「4月からのあらびき団、危険です。」と言っていましたが、本当にその通りで、こういうのを繰り返すと番組の存続が危険な事になると思います。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

このどうがもうどこでもみれないんですかね?