2010年1月16日土曜日

和式トイレで考えた

図書館に行ったんですね。
図書館のトイレは和式なんですよ。
で、そこで用をたしながらふと思いました。
和式の便器を思い浮かべてください。
(__
なかなかいい記号が見つかりませんでしたので、わかりにくいと思いますが、横から見るとこんな感じですよね。
で、恐らくほとんどの人は上の図で言うところの「(」の部分、傘(そして多くの場合レバー)のある方を向いてかがむんじゃないでしょうか。
私も今日まで無意識にそうしてきました。
でも、洋式便所との比較で言うと、逆でも全然構わないように思うんですよ。

逆だと、レバーをおすときわざわざ逆を向かなくてはならないという意見あるかと思います。
でも洋式トイレも最近の電子的なスイッチを使う奴を除いてだいたいタンクの方を振り返って流しますよね。ですから振り向くのが面倒だからと言うのはあまり説得力が無いように思います。むしろ洋式トイレではタンクやレバー等に背を向けて座るのに、和式では何故そんなゴチャゴチャとしたものを見ながら用を足さなくてはならないのかという疑問さえ湧いてきます。


あの傘の部分が男性のおしっこをこぼれなくしてくれるんだという意見もあるでしょう.
これは実際にやってみないことにははっきりしたことは言えませんが、それほど尿がこぼれるリスクは高いのでしょうか?鈴口と便器底面の間隔、鈴口と便器の側壁の最上部との高低差は確かに洋式トイレのそれよりいくらか大きいと思います。ですが、例え洋式でもしっかりと押さえないと時に尿が外に出る可能性はありますし、要は使用者の心構えが大切なんだと思うのですが。それに傘の部分の本来の役割は、これは私の想像ですが、男性の尿を受け止めるためではなく、傘の反対側から来る水流が壁に当たって飛び散るのを防ぐためなのではないでしょうかと、ここまで書きましたが、ポットンにもあの傘の部分がありますね。とするとやはり男性の尿を受け止めるためなんでしょうか。しかしそれでも通常と逆にやっても、本人さえ気をつけていれば、飛び散るリスクはあまり大きくないと思うのです。実際に時代劇などの厠はそんな傘なんてありませんし、それほど必要不可欠というものではないんではないでしょうか?

最後にトイレットペーパーの位置ですが、明らかに傘の方を向いて用を足すことを前提にした所に設置されていることが多いですよね。それは事実です。ですが、非常に説明しにくいのですが、それは和式トイレは通常傘の方を向いて用を足すものなのだという考えが先にあって、そこからその設置場所が導かれるのであって、このような位置にトイレットペーパーがあるんだから、傘のある方を向いて用を足すのが正しいのだということにはならないと思うのです。
例えばですよ、仮に傘と反対側にトイレットペーパーを設置したトイレがあったとしましょう。そうすると傘に背を向けて用を足すのが正しい用の確かたになるのですかという話です。
おそらく多くの人は変なところにトイレットペーパーを設置してある、このトイレの設計者は和式便所を普通の人とは逆の向きで使うんだろうかと思うことはあっても、このトイレでは傘のある方に背を向けて用を足すのが正しいのだとは思わないはずです。
つまり、トイレットペーパーの位置はどちら向きでやるのが正しいのかを決定せず、設置者がどちら向きにやるのが正しいと認識しているかを決定するに過ぎないのではないかとうことです。

うーん詭弁っぽいですねえ。

まあとにかく何をいいたいかといいますとね、今度和式トイレを使うときには逆向きにやってみようかなあと思うのですよ。

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